観光スポット
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明代の都

明朝の都城として、1368年に朱元璋が南京を定都し、明朝が成立しました。この時、南京は全国の政治、経済、文化の中心となり、現在でも明代の文化遺跡が数多く残っています。
明城壁は、明朝の洪武年間、つまり1366年に建設が始まりました。南京城を囲むように設けられ、650年以上の歴史を誇ります。建設には21年を要し、1387年に完成しました。この城壁は、周囲の丘陵や河流、湖泊などの自然地形を巧みに利用しており、単純な長方形ではありません。完成当時の城壁の総長は約35.267キロメートル、高さは14から21メートルに及びます。13の主要な城門が設けられ、外側の防御工事は約60キロメートルにわたって延びています。
明城壁を訪れる際には、台城(解放門近く)、中華門、阅江楼、東水関などのおすすめスポットがあります。ぜひ、歴史的な名所を巡ってその魅力を感じてみてください。